国際女性デー、日本企業の取り組み事例

はじめに

国際女性デー、日本企業の取り組み事例についてまとめました。エコノミスト誌によると、国際女性デーを前に、経済協力開発機構（OECD）に加盟する38カ国のうち29カ国を対象に、2023年の女性の働きやすさが比較された。日本は総合ランキングで前年より1つ順位を上げたものの、29カ国中27位にとどまった。女性管理職の割合では日本が最下位で、女性役員の割合も低かった。さらに、女性の平均賃金は男性よりも21.3％少ないという結果も示された。

目次

ニュースまとめ

エコノミスト誌によると、国際女性デーを前に、経済協力開発機構（OECD）に加盟する38カ国のうち29カ国を対象に、2023年の女性の働きやすさが比較された。日本は総合ランキングで前年より1つ順位を上げたものの、29カ国中27位にとどまった。女性管理職の割合では日本が最下位で、女性役員の割合も低かった。さらに、女性の平均賃金は男性よりも21.3％少ないという結果も示された。北欧諸国が上位に並び、日本や韓国、トルコの女性が依然として職場で障害に直面していると指摘された。

企業の国際女性デー取り組み事例

1. ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

• 社内プロジェクト「NO BORDERS」の一環として、従業員向け講演会やパネルディスカッションを開催。
• 女性リーダー育成プログラムを実施。
• 男性の育児休暇取得促進に取り組む。

2. 株式会社資生堂

• 2023年3月8日に、国際女性デーイベント「資生堂 GLOBAL #EmbraceEquity Forum 2023」を開催。
• 女性活躍推進計画「WIN 2023」を策定し、女性管理職比率30％目標を掲げる。
• 女性起業家支援プログラム「SHE IS」を実施。

3. 株式会社メルカリ

• 2023年3月8日に、社内イベント「メルカリ国際女性デー2023」を開催。
• 女性社員のキャリアアップ支援制度「Mercari Women's Career Up Program」を実施。
• 男性の育児休暇取得促進に取り組む。

4. 株式会社NTTデータ

• 2023年3月8日に、国際女性デーイベント「NTTデータグループ 国際女性デー2023 シンポジウム」を開催。
• 女性活躍推進計画「NTTデータグループ ダイバーシティ＆インクルージョン推進計画2023」を策定。
• 女性管理職比率15％目標を掲げる。

5. 株式会社電通

• 2023年3月8日に、国際女性デーイベント「電通 国際女性デー シンポジウム 2023」を開催。
• 女性活躍推進計画「Dentsu Female Empowerment Plan 2023」を策定。
• 女性管理職比率20％目標を掲げる。

6.株式会社KLab

• 2023年3月8日に、社内イベント「KLab Girls' Day 2023」を開催。
• 女性社員によるゲーム開発プロジェクト「Girls' Project」を発表。
• 男性社員向けジェンダーバイアス研修を実施。

7.株式会社LIXIL

• 2023年3月8日に、社内イベント「LIXIL 国際女性デー2023」にて、女性社員によるトークセッション「LIXILの女性たち」を開催。
• 女性社員向けキャリアアップ支援プログラム「LIXIL Women's Leadership Program」を実施。

8.株式会社博報堂

• 2023年3月8日に、社内イベント「博報堂 国際女性デー2023」にて、女性社員によるアート作品展を開催。
• 女性社員向けキャリアアップ支援プログラム「博報堂 女性リーダー育成プログラム」を実施。

その他、多くの企業が様々な取り組みを行っています。

特筆すべき取り組み

• 最近は、女性活躍推進法に基づく取り組みだけでなく、ジェンダー平等やダイバーシティ＆インクルージョンといったより広い視点から取り組む企業が増えています。
• また、社内イベントや研修だけでなく、社外に向けた啓発活動や社会貢献活動を行う企業も増えています。

今後の展望

今後は、企業の国際女性デーの取り組みはさらに加速していくことが予想されます。企業は、様々な取り組みを通じて、ジェンダー平等社会の実現に向けて貢献していくことが期待されています。

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