新型コロナのすべての支援策と終了後の費用一覧についてまとめました。厚生労働省は、新型コロナウイルスに関する患者や医療機関への支援策を今月末で終了することを決定しました。これは、新型コロナウイルスが感染症法上の位置づけが「5類」になって以降も続けられていた特例の支援がなくなり、新型コロナは通常の医療体制での対応に完全に移行することを意味します。
厚生労働省は、新型コロナウイルスに関する患者や医療機関への支援策を今月末で終了することを決定しました。これは、新型コロナウイルスが感染症法上の位置づけが「5類」になって以降も続けられていた特例の支援がなくなり、新型コロナは通常の医療体制での対応に完全に移行することを意味します。治療薬の自己負担も、これまでの最大9000円からより高額になります。また、特例的な補助や病床確保料も今月末で終了されます。厚生労働省は引き続き、丁寧な情報発信に努めるとしています。
2024年3月末をもって、新型コロナウイルス感染症に関する全ての支援策が終了します。 これまで公費負担となっていた治療薬や入院医療費、病床確保料などの費用は、4月以降は自己負担となります。
| 支援策 | 内容 | 終了後 | 自己負担額例 |
| 治療薬 | 公費負担 | なし | ゾコーバ5日間処方：約1万5500円（3割負担） |
| 入院医療費 | 特例的な補助 | なし | 高額療養費制度適用 |
| 病床確保料 | 医療機関への支払い | なし | なし |
| 医療従事者への慰労金 | 5類引き下げに伴う一時金 | なし | なし |
| 検査費用 | 一部の無料化 | 自治体判断 | 自治体によって異なる |
| ワクチン接種 | 無料 | 継続 | 無料 |
| 濃厚接触者への待機期間の短縮 | 5日間に短縮 | 継続 | なし |
| 飲食店への営業時間短縮要請 | なし | なし | なし |
| イベント開催制限 | なし | なし | なし |
新型コロナウイルスは季節性インフルエンザと同様の扱いとなり、通常の医療体制で対応されます。医療費負担が重荷となる場合、高額療養費制度などの公的な制度を活用しましょう。
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