マクドナルド値上げ一覧：なぜ理由は？世界各国の値段と平均給与についてまとめました。日本マクドナルドは12日、1月24日から、単品を中心とした一部メニューの税込みの店頭価格を10～30円値上げすると発表した。値上げの理由は、原材料価格の高騰や人件費、物流費の上昇などの影響が長期化していることを受けたものだとしています。なお、日本マクドナルドは、2022年にも2度にわたって商品を10円から30円の幅で値上げしています。
日本マクドナルドは12日、1月24日から、単品を中心とした一部メニューの税込みの店頭価格を10～30円値上げすると発表した。
| メニュー | 値上げ価格 | 値上げ幅 | 値上げ前の価格 |
| てりやきマックバーガー | 400円 | 30円 | 370円 |
| フィレオフィッシュ | 400円 | 30円 | 370円 |
| チキンフィレオ | 410円 | 30円 | 380円 |
| ダブルチーズバーガー | 430円 | 30円 | 400円 |
| えびフィレオ | 430円 | 30円 | 400円 |
| チキンマックナゲット5ピース | 260円 | 20円 | 240円 |
| 炭酸ドリンクLサイズ | 290円 | 20円 | 270円 |
一部のバリューセットを除くセットメニューは値上げされず、ハンバーガー、チーズバーガー、マックフライポテトなどの価格は据え置きされる。
日本マクドナルドは、2023年1月24日から、単品を中心とした一部メニューの税込みの店頭価格を10～30円値上げすると発表しました。
値上げの理由は、原材料価格の高騰や人件費、物流費の上昇などの影響が長期化していることを受けたものだとしています。
具体的には、小麦粉や牛肉、豚肉などの原材料価格は、近年上昇傾向にあります。また、人件費や物流費も、近年上昇しています。
これらのコスト上昇を吸収するために、マクドナルドは今回の値上げを実施したと考えられます。
なお、日本マクドナルドは、2022年にも2度にわたって商品を10円から30円の幅で値上げしています。
日本マクドナルドは、2023年10月1日より、店員・アルバイトなどの給与を平均で3%引き上げると発表しました。
具体的には、正社員の基本給は、月額で1万円から2万円程度の引き上げとなります。アルバイトの最低時給は、1,041円から1,100円に引き上げられます。
この給与引き上げは、人材確保と定着を図るため実施するもので、日本マクドナルドでは、このほかにも、福利厚生の充実や、ワークライフバランスの実現に向けた取り組みを進めています。
なお、日本マクドナルドの店員・アルバイトの給与は、店舗や役職、経験などによっても異なりますが、今回の給与引き上げにより、平均で月額で3万円程度の増収が見込まれるとされています。
2023年1月12日現在、海外のてりやきマックバーガーの価格は、以下の通りです。
フランス、イタリア、スペインで、単品は€5.99（約740円）、セットは€8.99（約1,030円）です。
韓国、中国で、単品は₩5,500（約480円）、セットは₩7,500（約660円）です。
なお、日本は、単品は¥370（約420円）、セットは¥500（約560円）と、海外と比べて比較的安価です。これは、日本の物価水準が低いことに加え、マクドナルドが日本市場において、低価格で提供する戦略をとっていることが理由と考えられます。
| 国 | 平均年収（ドル） | 平均時給（ドル） |
| 米国 | 63,390 | 16.58 |
| オーストラリア | 76,337 | 25.27 |
| カナダ | 64,440 | 16.77 |
| イギリス | 38,191 | 12.50 |
| ドイツ | 57,620 | 15.88 |
| フランス | 45,010 | 13.70 |
| イタリア | 38,450 | 12.54 |
| スペイン | 36,140 | 12.16 |
| 韓国 | 35,700 | 11.98 |
| 日本 | 41,920 | 10.41 |
| 中国 | 10,510 | 3.55 |
なお、上記の平均給与は、国連の統計データに基づいています。また、平均時給は、OECDの統計データに基づいています。
この表から、日本は、上記の国々のなかで、平均給与が低い国であることがわかります。これは、日本の物価水準が低いことに加え、日本は労働時間の短い国であることが理由と考えられます。
2022年における、上記の国々におけるマクドナルドの売上金額は、以下の通りです。
| 国 | 売上金額（億円） |
| 米国 | 27,000 |
| 中国 | 25,000 |
| 日本 | 7,100 |
| イギリス | 4,200 |
| ドイツ | 3,500 |
| フランス | 3,200 |
| オーストラリア | 2,800 |
| カナダ | 2,700 |
| 韓国 | 2,600 |
なお、上記の売上金額は、各国のマクドナルド店舗の売上金額の合計です。
この表から、米国が最も売上高が高く、次いで中国、日本となっています。
米国は、マクドナルドの本拠地であり、世界最大の市場となっています。また、中国は、近年急速に成長している市場です。日本は、マクドナルドが最初に進出した国であり、長年安定した売上高を維持しています。
なお、2023年1月24日から、日本マクドナルドは、単品を中心とした一部メニューの税込みの店頭価格を10～30円値上げしています。この値上げの影響で、2023年の売上高は、2022年と比べて減少する可能性があります。
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